①-こころに効くツボ

ツボの取り方などは、ホーム(前のページ)に記載していますので、ご参照下さい!


全身には、365ものツボがあります。それらの中でも、脳に刺激が伝わりやすいのが「合谷」です。また、色々な症状に効果があるため「万能のツボ」ともいわれます。実際に     鍼灸治療の現場では、「合谷」は、肩や首の凝り、手や指の疲労や痛み、目の疲れ、          頭痛、下の歯の痛み、鼻づまり、便秘などの症状に用いられます。さらに、メンタル面でも、ストレスや神経過敏、集中力がない、気分の落ち込む、イライラ、やる気が起きないなどの症状がある時に刺激すると、症状が緩和されます。

取り方:親指と人さし指の骨がまじわるところから、人差し指の骨に沿って指先の方に少し撫で上げ、凹んでいて、押すとズーンとする(痛い)ところ。 

合谷のツボ押しで脳血流が増加

ストレスによって生じる”こころの病”の代表ともいえる「うつ病」は、健康な人と比べて脳血流が低いと言われています。「合谷」はうつ病の治療にもよく用いられるツボです。その効果を脳血流を測定できるMRIを使って測定してみたところ、約2分という短いツボ押しにもかかわらず、脳血流が増加しました。「合谷」が”こころに効く”のも、脳血流の改善が関係しているのかもしれませんね!